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コラム
電気代を下げるなら、照明だけでなくエアコンも!
皆さん、突然ですが、お使いのエアコンはどのくらいの頻度でクリーニングしていますか?
「半年に1回」「年に1回あるかないか」「最後にしたのはいつだったか…」など、エアコンクリーニングはお客様の予算の中でも優先順位が低くなることが多く感じます。しかし、洗浄せずにエアコンを使い続けることは、故障の原因や電気代の浪費など様々なデメリットにもつながります。
今回は、お客様にできる限りエアコンを長く上手くご使用いただくために、エアコンクリーニングの必要性をお伝えできればと思います!
村本 沙織里 東日本開発部
CONTENTS
1.なぜ業者に依頼した方がよいのか
そもそもなぜお金をかけてまでエアコンクリーニングをするのでしょうか。ご自身で清掃する場合と業者に依頼して清掃する場合を比べてみましょう。
1-1.ご自身でクリーニングをする場合
ご自身でクリーニングをする場合、機器を壊さないようにするという点でリスクを伴います。部品を正しく分解・復旧できるか、配線部分に水をかけないように作業できるか、等意識する注意点は意外と多くあります。
では、危険を避けるためにフィルターのみ清掃するのはどうか? フィルターの目よりも細かいホコリや粉末状の粒子はエアコン内部に入り込んでしまいます。
また、エアコンの中は湿気によりカビが発生しやすく、フィルターでは防げない汚れも蓄積します。
少しでも汚れが残っているとその後も繁殖し続けるので、やはりエアコン内部まで洗浄するのがおすすめです。
1-2.業者がクリーニングをする場合
業者がクリーニングをする場合、専用の洗剤(主成分はアルカリ)を使用します。
エアコン内部は高圧洗浄機で汚れを洗い流し、ドレンパンやカバー等のパーツはブラシ等の手作業で汚れを落とします。作業時には動力盤のブレーカーを切り、感電の危険を避けて作業しますので、できる限り多くのパーツを洗浄することができます。
2.クリーニングをしないとどうなるのか
「そうは言っても予算の都合もあるからなあ」という方もいるかと思います。
では、クリーニングをしない状態でエアコンを使用し続けるとどういったことが起こり得るのでしょうか。
2-1.設備のコストに関わる影響
汚れの蓄積したエアコンを使用し続けると、結果的には設備コストの増加に繋がる場合があります。
具体的な例としては、「 排水の流れるドレンホースやポンプが詰まる → 詰まりにより排水が上手くいかなくなり止まる、漏水する → 機器に負担がかかり部品が劣化・破損する 」といったエラーが発生し、場合によっては修理が必要になります。
2-2.電気代に関わる影響
フィルターや熱交換器(空気を冷却・加熱する機能)に汚れが蓄積すると、空気の通り道がふさがり、風量が少なくなってしまいます。するとエアコンは、リモコンの設定に応じて風量を増やすためよりエネルギーを消費し、その結果、必要以上に電気代が上がってしまうのです。
クリーニングにより電気代が節約できるとよく聞くのは、「 エアコンが必要最低限のエネルギーで風を作り出せるようになるから 」というわけです。
2-3.健康に関わる影響
汚れた空気がエアコンから吹き出し空間を循環すると、やがて人の体内にも空気が入り込むことになります。そうなると、ハウスダストによるアレルギーや喘息といった症状を引き起こしてしまう場合があります。
日常の清掃も大事ですが、エアコンクリーニングについても、職員、スタッフ(時にはお客様)の健康管理を果たすためには必要な作業といえるのではないでしょうか。
2-4.店舗の評判に関わる影響
クリーニングをしていないエアコンは、見た目から不衛生な印象を与えたり、カビの繁殖により異臭がしたりすることがあります。それがもしお店の中で感じられたら…言葉にするのも恐ろしいです。ご来店するお客様やスタッフの方に影響します。心地よく、そして快適に過ごしていただくためにも、定期的なクリーニングはおすすめです。
3.ユニティにご依頼いただく場合
では最後に、弊社にご依頼いただく際の流れをご案内いたします。
3-1. お問合せ後の流れ
ユニティでは、天井に設置されている仲間として、照明だけではなくエアコンも販売しています。また販売後のメンテナンスとして、エアコンクリーニングも承っております。
是非、エアコンの効きに異変を感じる前にお問合せください。お問合せ後は迅速に対応させていただきます。
3-2.事前にご確認いただくと良いコト
お問合せの際、下記のポイントを事前にご確認いただけますと施工までスムーズに手配することができます。
また、エアコンの形状が分からない場合には、対象機器の写真をご用意いただけますとスムーズにご対応できます。
4.エアコンの試運転やクリーニングはお早めに
「 エアコンクリーニングにかける予算はちょっと… 」と懸念されるお客様は多いです。特にコロナ禍直後は、まずコストカットのターゲットになっていたように思います。しかし、クリーニングをせずにエアコンを使い続けるデメリットを考えると、やはり定期的なメンテナンスは必要だと考えられます。
使用頻度の多くなる夏や冬は業者の繁忙期にあたり、ご希望のタイミングでの施工が難しくなります。夏前であれば4月~5月初旬、冬前であれば10月~11月がおすすめです!
この記事を読んだ皆様に、少しでもエアコンクリーニングの必要性が伝わりましたら幸いです。
ぜひ弊社にお問合せをお待ちしております。
WRITER
村本 沙織里 東日本開発部