HISTORY これまでのユニティ
株式会社ユニティは2020年、創業50年を迎えました。
振り返るとそれは挑戦の歴史。これまでの出来事を
タイムライン形式で振り返ります。
1st DECADE
挑戦のはじまり 1971~1980
設立時から始まる挑戦の歴史
設立当初より百貨店什器用照明の販売を中心とし、電気配線工事まで請け負う業者として営業していました。
取り扱い製品を実際に施工するという流れの中で、現場から様々なフィードバックを受ける環境が整っていきます。その過程で、店舗照明器具や電材の代理店業に加えて、工事の合理化、製品の安全、単価の低減を図るため、照明器具のオプションパーツを自社で企画する事となりました。
ここから、ユニティの「代理店でありメーカーである」という挑戦の道がスタートすることになります。
主な出来事
- 1971年昭和46年
- 大日本塗料株式会社(現:DNライティング株式会社)のスリムラインおよびエースライン照明の拡販と百貨店関係の什器備品の電気配線工事を中心に資本金350万円で業務を開始。
- 1972年昭和47年
- スリム防水ソケット、蛍光灯ソケット(3種類)と防水電源コンセント及び2P、3Pの各電源コード、渡りコード等を開発
- 1973年昭和48年
- 工事の合理化、製品の安全、単価の低減を図る製品、カセット(エース、スリム)を開発
- 1974年昭和49年
- 大阪市中央区に関西地区第1号となる阪南営業所を開設
- 1978年昭和53年
- 防水3P、5Pコネクター、コンセントを開発
2nd DECADE
成長と拡大 1981~1990
バブル経済が追い風となり、
ユニティは急成長を果たします。
売上高は、1990年には目標としていた100億円を越え、北は北海道から南は九州まで全国に事業所を展開します。とはいえ、順調な成長を見せるこの時期にも、ユニティは挑戦を続けました。
クラウン商事株式会社より販売権と人員を引き受け、国内販路の更なる拡大に成功。照明機器商社の第一人者として名乗りを上げます。加えて、単なる電気設備計画と捉えられがちだった照明計画をインテリアデザインの中で重要なものと謳い、プロジェクトの早い段階から自社で設計した照明空間を提案するなど、一気通貫の一般的な販売代理店とは異なるビジネスモデルの礎となりました。
スリーナイン計画
1988年に打ち出した「スリーナイン計画」。経営資源の3つの基本「体力」「知力」「感性」を軸に、新しい事業構造を確立し、それを基にして具体的な形である『快適企業体』を目指すというもの。
PHILOSOPHY
- 当時の経営理念
- やりがい(高度専門化)生きがい(知的資産化)ときめきの企業体(快適企業体)
- 当時のスローガン
- 明るく信頼と 思いやりの輪を掛ける
主な出来事
- 1981年昭和56年
- 各種カールコード類の企画販売
- 1983年昭和58年
- レジャー産業用照明器具の企画販売
- 1984年昭和59年
- クラウン商事株式会社より販売権及び人員共、国内の販売網を引き継ぐ
- 1988年昭和63年
- スリム用スケール(ユニロック)開発
- 1989年平成元年
- 建設業(電気工事業)許可取得
- 1990年平成2年
- ローボルトハロゲンランプ用電子調光トランスの開発販売開始
3rd DECADE
静かに燃える情熱 1991~2000
バブル経済が終息し、
多くの企業がその影響を少なからず受ける中、
ユニティも例外なく変化を迫られます。
全国に最大53あった営業所の統廃合が進み、2000年にはその数を36にまで縮小しました。もちろん売上高も減少し、会社の規模は縮小の道を進み始めたかに見えました。
時代に合わせて変化するユニティ。とはいえ、どんなときでも挑戦しつづけるのがユニティでもあります。規模の縮小を経験しながらも、次の10年に向けた様々な『仕込み』となる挑戦を続けます。例えば、1994年(平成6年)には初のオリジナル照明の開発を開始します。奇しくも小売業界ではジャスコ(現:イオングループ)がトップバリュー(現:トップバリュ)を展開し始めたころ、ユニティも時代の先端とも言えるプライベート戦略を進めることとなったのです。更に1997年(平成9年)からは輸入照明器具の販売も開始。次の10年へ大きな布石を打つこととなります。
ユニティ初のオリジナル照明
初代の海外輸入企画照明器具はUS-75D (ローボルトハロゲンスポットライト) です。当時は100Vの照明器具が多かった中、省エネ効果の高い12Vの照明器具を業界に先駆け企画、開発、販売を行いました。当時の環境方針にもあるように、省エネによる環境負荷の軽減やお客様の電気代抑制を考え開発していました。
輸入照明器具
アラバスターを利用した意匠照明を、他社を通じて輸入し販売していました。
PHILOSOPHY
- 当時の経営理念
- ユニティは、ゆとり・豊かさ・うるおいが実感できる環境と
未来を見つめた企業体づくりを進めていきます。 - 当時のスローガン
- 明るく信頼と思いやりの輪を掛ける
主な出来事
- 1994年平成6年
- オリジナル照明器具の開発開始
- 1997年平成9年
- 輸入照明器具の販売を開始
- 1998年平成10年
- 第27回店舗総合見本市(’98 JAPAN SHOP)に初出展
- 1999年平成11年
- オリジナル製品(マグネットユニ)の実用新案取得
ISO14001の認証を取得(本社社屋)
第28回店舗総合見本市(’99 JAPAN SHOP)に出展
4th DECADE
東奔西走 2001~2010
21世紀最初の10年。パソコンや
携帯電話の普及によるデジタルシフトが加速する中で、
政治や経済を含め様々なものが
目まぐるしく変化する時代となりました。
ユニティも変化し挑戦を続けます。
環境問題への取り組みが重視され、省エネやエコの声が上がる中、照明も高効率で省電力なものが選ばれるようになります。ユニティが開発・製造・販売する「TL5」シリーズはそのニーズにぴったり答えるものとなり売上を伸ばしていきます。
市場からメーカーとして一定の評価を獲得したことをうけ、生産能力の強化とさらなる発展を目指して、工場を含む海外拠点を拡大、中国・台湾にそれぞれ現地法人を設立。
さらに、それまでユニファイナンスとして知られてきたグループ会社を社名変更し、テス・ライティング株式会社として照明器具の開発と販売に一層の注力を図りました。
上海への進出
当時日本のお客様が中国に大々的に進出される計画があり、当社は照明納入のご依頼をいただくことができ、一緒に中国に進出し上海悠尼琪貿易有限公司(上海貿易)を設立しました。上海貿易は主に中国国内市場向けに照明を販売しており、その後日本向けPB商品の製造を開始するために上海悠尼琪照明有限公司(上海ユニティ)を設立しました。
台湾・中山への進出
台湾に関しては、当初よりPB商品をOEM製造していた協力会社があったので、その会社が製造する商品の品質管理及び日本との連絡拠点として悠尼淇照明股份有限公司(台湾ユニティ)を設立しました。
中山悠尼琪照明有限公司(中山ユニティ)は、日本でのPB商品の売上向上に伴い、さらなるPB商品拡充のために設立をしました。中国広東省中山市は照明で有名な街でもあるので、部材調達のしやすさも考慮してこの場所を選び、日本向けに照明器具を製造していました。
その後2008年のリーマンショックの影響による日本での売上減を受け、製造拠点の効率化のために上海貿易及び中山ユニティは上海ユニティと合併しました。
PHILOSOPHY
- 当時の社是
- 知恵と努力と情熱で、やりがい・生きがいを求め、社会とともに繁栄を目指します。
- 当時の経営ビジョン
- ユニティは照明専門企業としてお客様が喜んでいただける機器やサービスを提供し、
ISO精神で地球に笑顔と光を与えます。 - 当時のスローガン
- 明るい環・信頼の環を架ける
主な出来事
- 2002年平成14年
- 中国上海に上海悠尼琪貿易有限公司を設立
- 2003年平成15年
- 台湾に悠尼淇照明股份有限公司(台湾ユニティ)を設立
- 2004年平成16年
- 中国上海に上海悠尼琪照明有限公司(上海ユニティ)を設立
- 2005年平成17年
- テス・ライティング株式会社を設立
- 2006年平成18年
- 中国広東省に中山悠尼琪照明有限公司を設立
- 2009年平成21年
- 中山悠尼琪照明有限公司、上海悠尼琪貿易有限公司を閉鎖、上海悠尼琪照明有限公司に統合
5th DECADE
共に続ける挑戦 2011~2020
2011年、大規模な自然災害を経験した日本。
普遍的と思われていた価値観や常識が再編されていく大きなうねりの中でも、
ユニティは未踏の地への挑戦者で有り続けることを選びました。
とはいえ、これまでと大きく違うのは、孤高の一匹狼では無いということ。
全国で、共に挑戦し続ける、志を共にする仲間を集め始めます。
電工ネットワークはその一つ。大切な思いの詰まった照明器具、そのメンテナンスは本来なら自分たちで責任を持って行いたい業務。それを、全国のパートナーへと依頼する仕組み。助け合うこと。仲間を信じて頼ること。
この時代の新しい価値観を得たことでサービスに発展しました。
さらに、現在まで続く様々なサービス、例えばHOME ECOやUレンタル・リース、SUCURUM shop lighting、そしてシェアライト®などは、どれもパートナーが居なければ成立しないもの。
変化し続けるユニティは、その思いに共感してくれる仲間たちとともに、これからも成長し続けます。
PHILOSOPHY
- 経営ミッション
- 私たち一人一人が能力を磨き活躍し、お客様に最適な明かりをご提供し、
「ありがとう」を頂くことを使命とします。 - 経営理念
- 明るい環、信頼の環をかける
明るい環:それは最適な光環境をご提供し、お客様に喜んでいただくこと。
信頼の環:それは関わりのある皆様と信頼関係を築き、パートナーとして選んでいただくこと。
そして社内の環を一致団結し、お客様に必要とされるオンリーワン企業をめざします。 - 環境方針
- ユニティは、省エネ・省資源を前提とした製品開発と空間計画をおこなっています。
主な出来事
- 2013年平成25年
- 電工ネットワーク事業のサービス開始
- 2014年平成26年
- 公式オンラインショップのサービス開始
- 2015年平成27年
- 石本研が代表取締役社長に就任
HOME ECOカタログを発刊 - 2017年平成29年
- Uレンタルサービス開始
- 2018年平成30年
- 強み事業部を開設
- 2019年平成31年
- 東日本開発部、西日本開発部、Uレンタル・リース推進部、空調推進部を開設
- 2020年令和2年
- SUCURUM shop lightingカタログ発刊
シェアライト®事業開始 - 2021年令和3年
- 本社を台東区柳橋1丁目に移転
大阪支社を東成区に移転